挨拶する時は法事の例文を参考にする

法事の挨拶は、告別式なので行われますが、法事の簡単な流れとしては、まず参列者が着席し、僧侶が入場したところで施主が開始の挨拶をします。

これはごく簡単なもので構いません。その後僧侶による読経と一同の焼香が続き、法話(ない場合もあります)で終了です。ここで施主の挨拶が入りますが、会食が控えている場合は中締めの挨拶をします。

参列者への感謝と会食の案内を述べます。会食がない場合は締めの挨拶になります。参列者への感謝を述べたあと、会食がない旨を伝え、引き出物と一緒に折り詰めを用意し、持ち帰るようにお知らせします。

会食がある場合は開始の挨拶に、故人を偲ぶ気持ちを込めましょう。その後、会の終わりに締めの挨拶をして終了となります。参列者の方々へ改めて感謝の意を伝え、今後も変わらぬ支援をお願いしますと伝えます。

法事当日は施主を務める人だけではなく遺族も大変忙しく、ゆっくり挨拶を考えている時間はないと思います。しかし、紙に書いたもの読み上げるのは参列者の方々に失礼にあたります。なんだか気持ちが伝わってこないですよね。

本来、法事に絶対的な決まりはありませんから、例文などを参考にお世話になった方々に感謝の意を述べてください。基本的な挨拶の構成としては、1.施主自己紹介・法事・法要への参列のお礼。2.葬儀の出席と心遣いのお礼。3.故人の思い出・エピソード。4.遺族の近況報告。5.お斎(おとき)の案内。6.結び。となります。

これが基本の挨拶の流れですが、一番気持ちを伝える事が本当に重要ですよね。なのでしっかりその言葉を選び参列者に伝えることが大切です。挨拶は「献杯」でも行われます。「乾杯」ではない献杯の挨拶とマナーも知っておきたいところです。

献杯は会食の開始の際に行われますが、献杯は故人に捧げて敬意を表す意味があり、代表者の挨拶の後に杯を交わします。その献杯の音頭をとる方は、事前に打診をされる場合もあれば、その場で急に依頼されることもあります。いざというときに慌てることなく、心のこもった献杯の挨拶ができるようにしておきたいものです。

乾杯との違いに注意したいのですが、乾杯の際には、杯を高く掲げて打ち合わせる、大きな声で唱和する、飲み干した後に拍手する、などのルールのようなものがありますが、献杯の場合は行いません。献杯は打ち合わせず、唱和も静かに行い、拍手もしない様にしましょう。

献杯の挨拶は故人を偲ぶための挨拶という事を意識するのを忘れてはいけません。単に杯を交わす為の挨拶ではなくその中には故人を偲ぶ言葉や、お悔やみの言葉を盛り込んで下さい。

会食の前の挨拶ですので、長々とした挨拶ではなく、1分程の長さが理想的です。挨拶にもルールは無いものの、知っておきたい点がいくつかありますね。これからこういう機会が出てくるかもしれないので、頭に入れておきたいところです。